岸田元首相襲撃事件 懲役10年判決確定へ 最高裁

2026/03/30
更新: 2026/03/30

選挙応援で和歌山市を訪れていた岸田文雄元首相の近くに爆発物を投げ込んだとして、殺人未遂などの罪に問われた木村隆二被告(27)について、最高裁は上告を退け、懲役10年の判決が確定した。裁判官5人全員一致の判断。

木村被告は2023年4月、和歌山市に選挙の応援演説に訪れていた岸田氏の近くに手製の爆発物を投げ込み、聴衆2人をけがさせたとして、殺人未遂罪や爆発物取締罰則違反、公職選挙法違反など 罪などに問われていた。

動機について、木村被告は岸田氏の近くで爆発物を爆発させれば世間に注目されると考えていたなどと述べていた。1審の和歌山地裁は、昨年2月の判決で爆発物に殺傷能力があったとし、殺意があったと認定した。

その上、「現職の内閣総理大臣を狙った爆発物使用事件で、社会全体に与えた不安感は大きい」として懲役10年を言い渡した。

昨年9月、2審の大阪高裁も1審判決を支持したため、木村被告が判決を不服として最高裁に上告していた。

エポックタイムズ記者。日本の外交をはじめ、国内外の時事問題を中心に執筆しています。