【プレミアム報道】中共が行う「国境を越えた弾圧」(上) 中国人留学生の家族に無慈悲な精神攻撃

「7月上旬、中国国家安全局の係官が私の実家に侵入し、怯える母の目の前で父を連行した。尋問するためだ」。米国の名門・ジョージタウン大学法学部に通う張津睿(ジャン・ジンルイ)さんは2023年12月、中国共産党(中共)による国境を越えた弾圧について告発するため、米国議会の証言台に立った。
2024/02/19 Terri Wu

クアッド強化法案、米下院を通過 「自由で開かれたインド太平洋」促進

米下院で15日、「クアッド強化法」が通過した。法案は、日米豪印による自由で開かれたインド太平洋の促進と、4カ国の議員間作業グループの創設を掲げる。提出したグレゴリー・ミークス議員(民主党)は声明で、権威主義が台頭する世界で、民主主義国が連携して国際ルールを促進することが重要だと強調した。
2024/02/17 佐渡道世

ルビオ米上院議員、中国系シーインの上場阻止をSECに要請

米上院のマルコ・ルビオ議員(共和党)は15日、米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長に送った書簡で、中国系ファッション通販大手「SHEIN(シーイン)」がニューヨーク市場に上場する計画について、同社が中国における事業とそれに付随するリスクを開示しない限り、阻止するよう要請した。ロイターが書簡を閲覧した。
2024/02/16 Reuters

2020年大統領選でトランプ氏「ほぼ確実に」再選していた…米シンクタンク、郵便不正投票を調査

米保守系シンクタンクは9日、不正な郵便投票が2020年米大統領選に与えた影響に関する調査報告書を発表した。新型コロナウイルス感染症の流行によって広く採用された郵便投票が選挙結果に変化をもたらし、投票所での直接投票が行われていれば「ほぼ確実に」トランプ前大統領が再選されていたと結論付けた。 トランプ氏自身もこの調査に高い関心を寄せており「今年最大の話題だ」「過去20年で公開された最も重要な調査だ」と評している。

TikTok親会社を取引制限リストに 米超党派議員がバイデン政権に登録要請

2月8日、十数人の議員が米商務省に対し、TikTokの北京に親会社を置くByteDanceをエンティティリストに載せるよう求めた。
2024/02/10 李皓月

トランプ氏、「米労働者を守るための10項目」を発表 対中強硬姿勢が一段と鮮明化

トランプ氏は声明で「税金、貿易、規制、エネルギー、移民、教育など、私が下すすべての決定は、米国人の生活を向上させることに重点を置いている」と強調。「国家の最高の責務は自国民に対するものだ。 この真実を尊重することが、市場システムに対する信頼と信用を築く唯一の方法だ」と強調した。

トランプ氏が3連勝、ネバダ州党員集会 候補指名獲得に前進

エジソン・リサーチによると、11月の米大統領選で共和党の候補指名が有力視されるトランプ前大統領はネバダ州で8日に開かれた党員集会で勝利を確実にし、指名獲得にまた一歩前進した。
2024/02/09 Reuters

トランプ氏の出馬資格剥奪に懐疑的、米連邦最高裁が口頭弁論

米連邦最高裁判所は8日、11月の大統領選に向けたコロラド州の共和党予備選にトランプ前大統領の出馬を認めないとした同州最高裁判断の是非を審理する口頭弁論を開いた。判事らは懐疑的な意見を述べ、判断を覆す用意があることを示唆した。
2024/02/09 Reuters

トランプ氏、米ビール「バドライトにもう一度チャンスを」トランスジェンダー起用で不買運動

米国のビール「バドライト」広告にトランスジェンダーのインフルエンサーを起用したことで、売上が減少した大手アンハイザー・ブッシュについて、トランプ前大統領は「セカンドチャンスを与えるべきだ」と語った。

米民主候補争い、作家のウィリアムソン氏が撤退

米大統領選に向けた民主党候補指名争いに名乗りを上げている作家のマリアン・ウィリアムソン氏(71)は7日、X(旧ツイッター)に投稿した動画を通じて指名争いから撤退すると表明した。
2024/02/08 Reuters

米上院が国境警備強化法案を否決、ウクライナとイスラエル支援は別途採決へ

議会上院本会議で7日、移民規制のための国境警備強化法案の採決が実施され、承認に必要な60票の賛成が得られず否決された。
2024/02/08 Reuters

「学校が秘密裏に子どもに性別移行を勧めている…」米法律団体、裁判で差し止め命令

米国の保守法律団体は6日、ペンシルベニア州の一部学区が実施している、子どもの性別移行を支援するプログラムに対し、予備的差し止め命令を申し立てた。学校によるこのプログラムは学校保健師や心理学者らが保護者に“秘密”で進めており、保護者の権利を踏みにじるものだと同団体は批判している。
2024/02/07 佐渡道世

「臓器狩り」対処法 米国で州レベルの対応進む アリゾナでも法案提出

米国では中国共産党による強制的な臓器摘出「臓器狩り」を阻止する動きが広がっている。テキサス州は昨年、臓器狩りに対処する法案が成立した米国初の州となった。同じく米南部に位置するアリゾナ州でも同様の法案が提出された。

【プレミアム報道】米議会襲撃事件 新たな真相…明らかに 警察が虚偽報告

エポックタイムズは2021年1月6日の米議会議事堂襲撃事件に関する無線通信記録を独占入手した。議会警察の銃弾を受けた侵入者の女性が死亡した事件について、警察官が無線で虚偽の報告をしていたことがわかった。記録はこれまで非公開だったものだ。真相解明へのページがまた一枚、めくられようとしている。
2024/02/05 Joseph M. Hannemann

【プレミアム報道】米報告書、中共の選挙介入手法を暴露 日本も他人事にあらず

中共が2020年米大統領選や台湾総統選に介入していた。2022年に選挙介入の手法を一新し、AIや科学技術を活用した効果的な情報工作を行った。日本の選挙に対する介入を防ぐためにも、中共の行動パターンを知っておくことが大切だ。
2024/02/05 Andrew Thornebrooke

「スパイを警戒」米当局、中国人留学生数十人のビザ取り消し、強制送還

中国共産党との繋がりを疑われ、数十人の中国人留学生が米ワシントン・ダレス国際空港で取り調べを受けたのち、ビザを取り消され、本国に強制送還されるケースが相次いでいる。スパイ活動を警戒しているとみられる。
2024/02/02 Alex Wu

中国のサイバー攻撃、全米がターゲット…水道や電力、交通網を麻痺させる能力ある=FBI長官

米国FBIのクリストファー・レイ長官は、1月31日に下院特別委員会で証言し、中国政府のハッキング活動がアメリカ国民全体を対象にし、米国の国家安全保障に対する脅威の緊急性が高まっていることを議員に警告した。レイ長官は、「中国人民共和国(PRC)のハッカーが、私たちの重要なインフラストラクチャーを標的にしている事実に、公衆の注意が過小評価されている」と述べた。
2024/02/02 佐渡道世

共産主義が最も恐れるのは「神への信仰」=米下院中国委員長

米議会下院中国特別委員会のマイク・ギャラガー委員長は1日、共産主義の究極の敵は資本主義でも民主主義でもなく「神への信仰だ」と述べた。
2024/02/02 Eva Fu

トランプ再選論浮上で…「商人であり戦略的判断できる」=元国務長官首席顧問

米国の元国務長官対中政策首席顧問・余茂春氏によれば、中国共産党を米国の戦略的重点にした以上、トランプ氏が再選しても米台関係は「大きな影響はないだろう」と語った。これまでの大胆な米政策変換の経緯から、トランプ氏は商人としての観点でプロセスよりも結果を重視していると強調した。

台湾有事で最大の弱点、米軍が兵站増強に本腰

米国とオーストラリアが上陸作戦や地上戦、航空作戦の軍事演習を行った昨年夏、中国の軍事的野心の高まりに対抗するために両国が防衛協力を深化させているという派手な見出しが躍った。
2024/02/02 Reuters