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中国製抗血液凝固剤汚染品、11カ国で流通

 【大紀元日本4月24日】「ザ・ニューヨーク・タイムズ」紙4月22日付報道によると、米国食品医薬品局(FDA)の主管は、米国内で中国製汚染抗血液凝固剤へパリンの使用により、81件の死亡症例を促した関連製品は、米国のほかに11カ国で販売されていることを明らかにしたという。

 FDAは4月21日、米「バイト・インターナショナル・ファーマシー」に汚染した抗血液凝固剤へパリンを販売した中国常州市にある「凱普生物化学公司」に宛てた書簡で次のように警告した。

 FDAは「凱普生物化学公司」に対して、汚れた貯蔵タンクの使用、不合格品の原料を購買使用し、不純物を除去できなかったことを指摘した。報道によると、計12社の中国製造工場が汚染された抗血液凝固剤を豪州、カナダ、中国、フランス、ドイツ、デンマーク、イタリア、日本、オランダ、ニュージーランド、米国に販売していることは、FDAのこれまでの調査で分かった。しかし、感染源または感染経路について分かっていない。

 情報筋によると、FDAの調査で汚染原因が「多硫酸コンドロイチン」であることが分かり、この種の安価な添加剤は精密な検査でなければ発見できないという。

 駐米中国大使館二等秘書のチンニンさんは、「ヘパリンまたはその汚染物が問題の所在である確かな証拠はない」と問題発生の責任を逃れながらも、この製剤の汚染を認めた。チンニン氏は、抗血液凝固剤ヘパリンの使用による症例は米国内のみで発生しているとし、中国側関係者は米最終製造工場への視察検査を行うべきだと主張した。

 米FDA検査官ウカウク氏は、ドイツ主管当局も同じ抗血液凝固剤へパリンの使用による症例発生報告をうけたことを明らかにした。報道によると、ウカウク氏は「この汚染は深刻な結果をもたらすか、そうでないかにかかわらず、へパリンは汚染されるべきではない」と強調した。

 (翻訳/編集・余靜)


 (08/04/24 07:30)  





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