ロシア疑惑捜査、司法長官代理が縮小に動いても介入せず=トランプ氏

2018/11/19
更新: 2018/11/19

[ワシントン 18日 ロイター] – トランプ米大統領は18日放映のインタビューで、米大統領選へのロシア介入疑惑を巡るモラー特別検察官による捜査について、ウィテカー司法長官代理が捜査縮小に動いたとしても、自身は介入しないと語った。

「フォックス・ニュース・サンデー」のインタビューは16日に収録された。トランプ大統領は、モラー特別検察官との直接の面談にはおそらく同意しない、と述べた。特別検察官は、ロシアの米大統領選介入とトランプ陣営との癒着疑惑「ロシアゲート」の捜査を指揮している。

トランプ大統領は今月7日、セッションズ司法長官の退任を発表、司法長官代理にウィテカー氏を指名した。モラー特別検察官の捜査を監督することになったウィテカー氏は過去に、捜査の範囲を批判したほか、モラー特別検察官の予算を削減する可能性にも触れたことがある。

トランプ大統領はインタビューで、モラー特別検察官の捜査に関するウィテカー司法長官代理の過去の発言については認識していないとした上で、ウィテカー氏が捜査縮小に動くなら「介入はしない」とした。

トランプ大統領は「彼(ウィテカー氏)次第だ。彼は正しいことをするだろう」と語った。

Reuters
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