米、中国が通商合意するまで「課税」 株安懸念せず=トランプ氏

2019/08/02
更新: 2019/08/02

[ワシントン 1日 ロイター] – トランプ米大統領は1日、中国の習近平国家主席による通商合意への対応が鈍いと批判し、米国は合意に至るまで中国に「課税」すると言明した。

トランプ氏はしばしば対中関税を「中国が納める税金」と表現している。大統領は記者団に対し、関税率は段階的に引き上げられ、25%を超えることもあり得ると語った。

トランプ氏は同日、3000億ドル相当の中国製品に対し10%の制裁関税を課すと発表。9月1日に発動すると表明した。

大統領は、対中関税を巡る発表を受けて米国市場で株価が急落したことについて、懸念していないと語った。ダウ平均株価<.DJI>はこの日280ドル値下がりして取引を終えた。

また、中国は通貨人民元<CNY=CFXS>を切り下げているとの見方を示した。

Reuters
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