中共による国際機関への長期的な浸透工作が、米政界で強い警戒を引き起こしている。米連邦下院議員のハリエット・ハグマン氏はこのほど新唐人の独占インタビューに応じ、中共がすでに国連の複数の下部機関に手を伸ばしていることを明らかにした。同氏はホワイトハウスに対し、資金を打ち切るなどの手段を通じて、中共による国連への浸透に対抗するよう呼び掛けた。
ハリエット・ハグマン氏は「我々は、中共が長年にわたり、実際に党員を国連の一部下部機関の責任者のポストに直接送り込んできたことを突き止めた。そのため、こうした人物がこれらの機関を運営するのは、国連の利益のためでも、米国の利益のためでも、ましてや国連の目的を実現するためでもなく、中共の利益のためなのだ」と述べた。
ハグマン氏は、米議会が中共による国連機関の掌握に対抗するとともに、これらの機関の目的が普遍的な価値観に沿ったものとなるよう、複数の対策を進めていると述べた。
「我々は、拠出金に関して管理することで、この問題を解決しようとしている。例えば、中共と密接な関係にある人物が率いる国連の下部機関には、一切資金を拠出しない」
同氏は、「こうした下部機関の責任者のポストが空席になった際には、米国の立場と一致する人物に後任を務めてもらいたいと考えている。米国民がこうした職務に就けるよう努力し、その人々を実際に支援していく必要がある」と考えている。
「米国に置かれている国連本部が米国の価値観と一致することを確実にしなければならない。しかも、我々はその機関の費用の大部分を負担している。改めて強調するが、こうした価値観には、自由と人権の理念、個人の自主権の保護、そして全体主義体制や共産主義に断固として対抗することが含まれる」としている。
ハグマン氏はさらに、中共が「出産ツーリズム」や「代理出産」などの手段を通じて米国に浸透しており、こうした行為についても早急に阻止する必要があると指摘した。
ハリエット・ハグマン氏は、「今年初め、議会で中共に関する公聴会が開かれた。その際、私は、中共の関係者が代理母を雇うことによって、実質的に米国の赤ちゃんを購入している問題を取り上げた。中共の関係者は費用を支払い、妊娠した女性を米国に来させる。そして、その女性たちが子供を出産すると、その子供を中国に連れて帰るのだ。こうした子供たちは、その後10年、15年、さらには20年にわたって米国の地を踏むことがない可能性がある。それでも、こうした代理出産を通じて米国市民権を取得するのだ。これは恐ろしい政策の悪用ともいうべき現象であり、我々は正面から向き合い、阻止しなければならない」と述べた。
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