チチハルの体育館崩落事故で、犠牲となった中学生を追悼する民意は中国全土に広がった。それは同時に、当局に対する民衆の怒りを内包する「火薬庫」にもなっている。
今月26日未明、吉林省白山市の公園内で男女2人が首を吊った姿で発見された。死亡した2人は母親と息子。母親は肺がんを患っており、息子は失業したばかりだという。
今月29日、河北省衡水市安平県でガス管から漏れたガスが爆発する大規模事故が起きた。画像では、通り沿いの店舗から巨大な炎が道路上まで噴き出している。
今月30日17時過ぎ、北京石景山区にある複合商業施設「京西大悦城(JOY CITY)」前の路面に「大穴」があく大規模陥没が起きた。同店舗は先月18日にオープンしたばかり。
2023年春、娘とともに米国へ亡命した中国人の人気作家・汐顔さん。彼女は、民主社会における個人の権利が保障された米国で、心身ともに自由になったことを実感している。
経済が破綻し、深刻な就職難や失業に見舞われている中国では、若者の自殺が急増している。見知らぬ同士がSNSで集まって「集団自殺」をはかるケースも多発している。
今月28日、中国成都で国際的スポーツイベント「世界ユニバーシティー大会」の開会式が開かれた。今大会において、その厳戒態勢は異常なほどのレベルに達している。
海外に在住する中国の反体制活動家・林生亮氏の12歳の娘が今月25日、広東省深センから香港に向かう際に一時拘束された。理由は「国家の安全を脅かすからだ」という。
秦剛前外相は、就任してからわずか半年後、1か月にわたり消息不明となり、その直後に解任され、多くの憶測を引き起こしている。当局は後任として、元の外相である王毅氏を充てる人事を決め
2023/07/29
経済の低迷が続く中国では、公務員給与の減給、さらには各種手当やボーナスのカットおよび未払いが常態化している。大学は実績を上げるため「偽装就職」も黙認している。
7月24日、習近平総書記が政治局会議を主催し、再度内需の拡大、経済の活性化に注力する方針を強調した。専門家は、中国の地方財政が危機的状況に陥っている中で、この会議は単なる口先だけのものであったと指摘した。
「史上空前の就職難」が社会問題になっている中国で、若者たちを中心に「神頼み」が流行っている。各地の寺院への参拝客が急増。「宝くじ」の売り上げも1.5倍になった。
黒竜江省チチハルの体育館崩落事故で、犠牲になった生徒の保護者が「陳情しない誓約書」に署名しなければ、我が子の遺体にすら会えない事態に。保護者の不満が噴出している。
米国に亡命した、中国の元教師が「中国の学校は、中国共産党の洗脳基地だ」と告発した。子供の頃からの洗脳によって、中共が利用しやすい機械の「歯車」を作るためだ、という。
中国では、景気低迷の影響で過去数か月の間に飲食店の閉店が急増している。若い世代の失業率は改善の兆しも見えず、中国経済の先行きには不透明感が高まっている。
国際総合スポーツ競技大会「FISUワールドユニバーシティゲームズ」が今月28日から8月8日にかけて、成都で開催される。厳戒態勢の現地では、市民の不満も噴出している。
黒竜江省チチハルの中学校体育館崩落事故は「人災」である疑いが根強い。批判の嵐にさらされている当局は、関心をそらすための世論誘導に躍起になっている。
江蘇省無錫市で、女児への性犯罪をふくむ暴行傷害事件が起きた。しかし公安当局は立件しようとせず、被害者家族に「事件はなかった」と強引に認めさせようとした。
元米プロバスケットボール(NBA)選手のエネス・カンター・フリーダム氏は今月中旬に行われた公聴会で、中国共産党による人権問題に反対する声を上げたことで失った収入は約5千万ドル(約70億円)の上ると明らかにした
地方政府が様々な手段で債務危機を解消しようとしているが、既に市民の生活基盤が脅かされ、政府と市民の間で衝突が発生し、社会的な混乱が引き起こされている。