中国でガソリン価格の値上げが続いている。4月7日、政府は6回目となる値上げを発表し、8日から実施された。
今回の値上げでは、ガソリン価格は本来1トンあたり800元、ディーゼルは770元の値上げとなる予定だったが、政府は「半分に抑えた」と説明し、実際にはそれぞれ420元(約9700円)、400元(約9200円)の引き上げとなった。市場では350元以上の値上げを予想していたが、実際の引き上げ幅はそれを上回った。
上海当局は、8日からの価格として、レギュラーガソリンは1リットル8.86元(約206円)、ハイオクは9.43元(約219円)、ディーゼルは8.58元(約199円)と発表した。いずれも約4%前後の値上げとなる。
上海では値上げ前の7日の夕方から、各地のガソリンスタンドで車の列が発生した。「何か所も回ってやっと給油できた」「ハイオクガソリンがなかった」などの声が相次ぎ、駆け込みで給油する動きが広がった。
一方で、今回の値上げをめぐっては疑問の声も出ている。政府が「値上げ幅を半分にした」と説明する一方で、「数字の見せ方ではないか」との指摘がある。
国際原油価格が上下する中でも、中国のガソリン価格は下がらず高止まりしており、その背景に政府による価格管理や独占的な仕組みがあると指摘する声も多い。
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