中国・江西省南昌市で、新築として引き渡された住宅の天井が崩れ、中がほとんど詰まっていない状態だったことが分かり、住民が強い不安を訴えている。
部屋を確認した住民は、天井の一部がすでに崩れているのを発見した。さらに棒で軽く触れただけで、砂や小石が次々と落下。内部は固まったコンクリートではなく、崩れやすい「かす」のような状態だったという。
施工側は、この穴について「工事中に測量のために開けた穴」と説明し、埋め戻しが不十分だったことや、セメントの量が足りなかったと認めた。それでも「建物全体の安全性には問題ない」と主張している。
しかし住民から見れば、軽く触れただけで崩れる天井がある住宅に安心して住めるはずがない。住民は部屋の交換を求めたが、「この住宅は政府が割り当てる仕組みで、開発側には決定権がない」として拒否した。
本来、建物の天井は鉄筋とコンクリートでしっかり固められ、簡単に崩れることはあり得ない。日本の感覚では考えにくい施工状態だが、中国ではこうした「中身が詰まっていない」ような工事不良が繰り返し報告されている。
実際、他の地域でも、新築住宅の天井からコンクリートが剥がれて鉄筋がむき出しになる、床に穴が開いたまま引き渡されるなどの事例が相次いでいる。
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