[オスロ 1日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は1日、中距離核戦力(INF)廃棄条約を順守させるために、ロシアとの協議を継続する考えを示した。
事務総長はノルウェー国営放送NRKに対し、複数年にわたって多くの国から集められた機密情報によると、ロシアがINF廃棄条約に違反していることは明らかと述べた。
一方、ロイターとのインタビューでは「NATOは欧州に新たな地上核兵器を配備するつもりはない」とした上で、「しかし、同時にわれわれは効果的で信頼できる抑止力の維持を確実にする必要がある」と述べた。もっともNATOが検討している具体的な軍事的選択肢については明らかにしなかった。
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