ブラジルのコロナ感染500万人突破、死者15万人に迫る 第2波懸念も

2020/10/08
更新: 2020/10/08

[ブラジリア 7日 ロイター] – ブラジルで7日、新型コロナウイルスの感染者数が500万人を超え、感染による死者数は15万人に迫っている。

保健当局によると、新規感染者は3万1553人、新たな死者は734人。累計感染者は500万0694人、累計死者は14万8228人となった。ブラジルの新型コロナ感染症による死者数は、米国に次いで世界で2番目に多い。

1日当たりの感染者、死者数はともに7月のピーク時から減少しているものの、状況の正常化に向けてソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)規則の解除が進む中、公衆衛生の専門家らは感染の第2波が襲来する恐れがあると警鐘を鳴らす。

また、広範なコロナ検査が実施されていれば、感染者数は現在の水準を大幅に上回っている可能性があると指摘した。

*内容を追加しました。

Reuters
関連特集: 国際