30日午前、ロシア・カムチャツカ半島沖で発生した大規模地震を受け、気象庁は北海道、東北地方、関東地方などの太平洋沿岸各地に津波警報を発表した。津波の高さは最大3メートルに達する可能性があると予想されている。これを受けて石破茂首相は首相官邸で記者団の取材に応じ、「警報が発表されている地域では、ただちに高台や避難ビルなどの安全な場所に避難してください」と強く訴えた。
首相は、津波は1度きりで終わるとは限らず、第2波や第3波がさらに大きくなる例もあることから、警報が解除されるまで決して安全な場所から離れないよう呼びかけた。
石破首相は、政府関係省庁に次の3つのことを指示した。総理指示(09:43)
1.国民に対し、津波や避難等に関する情報提供を適時的確に行うとともに、住民避難等の被害防止の措置を徹底すること
2.早急に被害状況を把握すること
3.地方自治体とも緊密に連携し、人命第一の方針の下、政府一体となって、被害防止に全力で取り組むこと
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