法輪功への迫害開始から27周年を迎えるにあたり、「2026年 中国の自由と米台の安全」フォーラムが7月21日、米連邦議会議事堂で開催された。議員、元情報機関高官、サイバーセキュリティ分野の専門家や有識者、学者らが出席し、中国共産党による法輪功学習者からの強制臓器収奪、台湾への浸透、サイバーセキュリティ上の脅威などについて議論が行われた。
出席者は、臓器収奪からAIを活用したサイバー攻撃に至るまで、中国共産党の手法はすでに従来の戦争の枠を超えていると指摘した。
下院サイバーセキュリティ・インフラ保護委員会委員長アンディ・オグルズ氏は「我々が最も備え、警戒すべき相手は中国共産党である」と述べた。
出席した政府関係者や専門家は、中国共産党があらゆる手段を用いて異なる意見を抑圧し、民主国家へ浸透し、暴力的行為を海外に拡散しているとの認識で一致した。
「現在の中国の脅威に対処する委員会」創設メンバーのブラッドリー・セイヤー氏は「台湾は、中国が本来あるべき姿を示している存在である」と述べた。
中国共産党による重大な人権侵害の一つとして、政府の関与のもとで行われている法輪功学習者への強制臓器収奪が指摘された。
英文『大紀元時報』上級編集者ジャン・ジェキエレク氏は「共産中国における最大の利益は中国共産党の存続と支配である。そのため手段を選ばない。結果として、需要に応じて人命が奪われる臓器ビジネスが存在している」と述べた。
強制臓器収奪に反対する医師の会(DAFOH)の医療事務副主任アレハンドロ・センチュリオン氏は「当初、医師がこのような犯罪に関与しているとは信じ難かった。しかし関連データを精査し、確信に至った」と語った。
フォーラムでは、いわゆる「三退運動」にも注目が集まった。2004年以降、すでに4億6,400万人が中国共産党の党・団・隊組織からの離脱を表明しているとされる。
迫害が続く法輪功学習者の証言
一方、中国共産党による法輪功への迫害は現在も続いている。
拘束された法輪功学習者の娘アリシア・チョウ氏は「家族は、警察が母を連行し拘置所へ送る様子を見守るしかなかった」と語った。
チョウ氏の母親は、他の十数名の学習者とともに、信仰を放棄しなかったことを理由に、今年4月に中国当局により不当に拘束された。
チョウ氏は「現在に至るまで家族は母と面会できず、弁護士でさえ接見を拒否されている」と訴えた。
AIを使ったサイバー攻撃と情報戦
専門家はまた、中国共産党によるAI活用がサイバー戦能力を加速させていると指摘した。ハッキングに加え、SNSやインターネットを通じた世論操作も行われているという。
世新大学の劉玉皙副教授は「彼らはインフルエンサーに資金を提供し、InstagramやFacebook、YouTubeなどを通じて米国への信頼を損なおうとしている」と述べた。
出席者は、中国共産党の影響力に対抗するには、技術、国民の認識向上、そして民主主義の価値発信を組み合わせた長期戦略が不可欠であるとの認識を示した。
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