印刷版   

天安門広場:立ち退き者が抗議活動

 【大紀元日本8月6日】オリンピック開催まであと4日となった8月4日、天安門広場付近で20人あまりの立ち退き者が抗議活動を行った。

 北京市前門(北京の中心部)地区に住居を構えていたこれらの人々は強制立ち退きを余儀なくされたが、十分な補償も受け取っていないと訴えた。当局がオリンピックを口実に人民の住宅を奪うことは許されるべきでなく、住居者もオリンピックが開催されるからといって自らの権利を放棄するべきではない、と抗議者の一人はあえてこの時期に抗議に踏み切った理由を説明した。

 BBCによると、オリンピック開幕前は、いかなる抗議活動も厳重に取り締まられている。今回の抗議者も例外ではなく、瞬く間に駆けつけてきた警官によって連行された。

 抗議者らが住む前門地区は北京の中心地にあり、再開発の対象となっている。現在、中国各地で立ち退き問題の抗議活動が頻発している。

 世界各地の首脳、選手が続々と北京入りする今、中国当局は天安門近くの警備を強化し、各種の抗議活動に神経を尖らせている。

 
(翻訳/編集:高遠)


 (08/08/06 02:06)  





■関連文章
  • 北京五輪:人権団体、労働収容所ガイドを発表(08/08/06)
  • 8月3日【大紀元セミナー】チベット弾圧、四川大地震、北京五輪…中国はどこに行くのか?(08/07/30)
  • 北京五輪トーチリレー、史上最多の火が消えた記録(08/07/29)
  • チベット・ラサ:中共軍派遣増加、五輪直前の制圧を強化(08/07/26)
  • 北京五輪に向け全面規制開始、警察関係者数十万人北京に集結(08/07/25)
  • 雲南省昆明市:連続バス爆発事件、専門家は五輪警備の限界性を指摘(08/07/23)
  • 五輪前直訴者一掃、死亡事故続発=北京(08/07/19)
  • 【オピニオン】北京市民の目に映る「北京五輪」(08/07/19)
  • 北京五輪ヨットレース、会場地の緑藻被害が拡大(08/07/14)
  • 五輪直前の北京市、厳しい警備体制が始動(08/07/12)
  • 北京五輪警備費、100日で4235億円 (08/07/10)
  • オリンピックまであと30日 北京の大気汚染は基準を5倍超過(08/07/09)
  • 五輪のため、学生寮を追い出される大学生=北京(08/07/05)
  • 中国各地、民衆抗議事件相次ぐ(08/07/05)
  • 著名投資家と昼食会権利、2億円で落札したのは中国人投資家(08/07/03)