日本の歴史的魅力を再発見 「日本遺産の日」に合わせ文化庁が広報強化

2026/02/14
更新: 2026/02/14

文化庁は、「日本遺産の日」である2月13日に合わせ、日本の歴史的魅力を国内外へ発信するための広報活動を強化している。全国に104ある日本遺産の「ストーリー」を広く普及させるため、人気クイズ集団「QuizKnock(クイズノック)」とのコラボレーション動画の公開や、リアルイベントの開催など、多角的な展開が予定されている。

「2(にほん)13(いさん)」の語呂合わせとクロスメディア展開

文化庁は、「2(にほん)13(いさん)」の語呂合わせから、2月13日を「日本遺産の日」に制定している。2026年のこの日に合わせ、「クロスメディアを活用した日本遺産の魅力発信事業」の一環として、様々なコンテンツが公開されることとなった。

文化庁は日本遺産の広報を強化している(出典:文化庁)

QuizKnockとのコラボレーション動画

目玉となるのは、QuizKnockの公式YouTubeチャンネル『QuizKnockと学ぼう』で公開されるスペシャル動画である。

この動画では、QuizKnockの双子コンビである東問(ひがしもん)氏と東言(ひがしごん)氏が、日本遺産の一つである和歌山県の「絶景の宝庫 和歌の浦」を訪問。玉津島神社や養翠園といった名勝を巡りながら、スタジオにいる伊沢拓司氏、鶴崎修功氏、山本祥彰氏に向けてクイズを出題するという構成だ。

伊沢氏はこれまでも、日本遺産のストーリーを毎日紹介するSNS企画「まいにち日本遺産」でメインビジュアルを務め、福井県の日本遺産を訪れる動画に出演するなど、同事業と深く関わってきた。今回の動画は「【わぁ綺麗】東兄弟が和歌山からクイズを出題!【日本遺産】」と題され、2月13日の18時に公開された。

日本遺産の本質を伝える紹介動画

また、同日の19時には、文化庁公式YouTubeチャンネル『文化庁 bunkachannel』において、「日本遺産紹介動画」も公開される。

この動画は、「日本遺産とは何か」「どのような意味があるのか」という根本的な問いに対し、分かりやすく解説する内容となっている。日本遺産(Japan Heritage)とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語る「ストーリー」を文化庁が認定する仕組みであり、単なる文化財保護にとどまらず、地域主体での総合的な整備・活用による地域活性化を目的としている。

リアルイベント「日本遺産マルシェ」の開催

オンラインでの発信に加え、リアルな場でのPRイベントも実施される。「日本遺産マルシェ」と題されたこのイベントは、2月14日(土)と15日(日)の2日間、東京の有楽町駅前広場および東京交通会館にて開催される予定である。

会場では、全国各地の日本遺産が独自の魅力を伝えるPRブースを展開するほか、トークイベントも行われる。2月14日にはEXILE ÜSA氏や中田あすみ氏の登壇も予定されており、これまで日本遺産を知らなかった層への認知拡大が期待される。

文化庁はこれらの活動を通じて、日本遺産の多様なストーリーと、それを構成する有形無形の文化財群の魅力を訴求していく構えである。