中国四川省南部県で、昨年末に改修工事を終えたばかりの橋「肖家大橋」の手すりのボルトをめぐる問題が浮上している。
なんと、橋の手すりに付いていたボルトが、住民が軽く蹴っただけで外れたのだ。
住民が公開した動画には、外れたボルトを手に取る様子が映っている。本人は「貼り付けてあるように見えた」と話している。
この橋は、南充市や成都方面へ向かう主要な道路にあり、地域の交通を支える重要なインフラである。それだけに、不安の声は一気に広がった。
橋を管理する道路部門は、「上に見えるナットは見た目を整えるためのもの。実際の固定は別の部分で行っており、安全に問題はない」と説明。専門家も確認済みだとしている。
しかしネット上では、「なぜ装飾が必要なのか」「本当に安全なら、なぜ紛らわしい作りにするのか」と疑問が相次ぐ。
中には、「本来はボルトで固定する設計だったのではないか」「何らかの理由でその通りに取り付けられず、見た目だけ整えたのではないか」との見方も出ている。ただし、これらはネット上の指摘であり、事実関係は確認されていない。
中国ではこれまでも、道路や橋、住宅などの公共工事をめぐり、施工のずさんさが問題になるケースが後を絶たない。そうした事例が積み重なってきたからこそ、市民は「問題なし」という説明だけでは安心できない。
今回の橋も、構造そのものより先に、「なぜ見た目だけのボルトを付ける必要があったのか」という疑問が残ったままだ。
なぜ飾る必要があるのか。
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