米中央軍が声明で反論 イランが拡散した米軍被害の虚偽情報を否定

2026/03/02
更新: 2026/03/02

米中央軍(CENTCOM)は2月28日夕方、SNSに投稿し、イラン側が拡散した米軍の人的被害や基地損傷に関する情報は虚偽だと反論した。

米中央軍は同日午後5時ごろに掲載した「ファクトチェック」の投稿で、三つの主張を挙げて反論した。

第一に、イラン政権が米軍兵士50人を殺害したと主張している点について、米中央軍は米軍の人的被害の報告はないと説明した。

第二に、イラン革命防衛隊(IRGC)が米海軍艦艇1隻にミサイル攻撃を加えたと主張している点について、米中央軍は米海軍艦艇が攻撃を受けた事実はないとした。

第三に、イラン政権が複数の米軍基地が深刻な損害を受けたと主張している点について、米中央軍は米軍施設の損傷は軽微であり作戦運用に影響は出ていないと説明した。

米東部時間2月28日未明、米国とイスラエルは協同でイランに対する大規模空爆を開始し、イラン国内の複数の政府施設と軍事施設を攻撃した。空爆ではイラン最高指導者アヤトラ・アリー・ハメネイ師や革命防衛隊の複数の関係者が死亡した。

攻撃を受けた後、イランはミサイルを発射して反撃した。米中央軍は同日午後1時ごろに発表した声明で「米軍と同盟軍による第一波攻撃の後、中央軍部隊はイランが発射した数百発のミサイルと無人機の攻撃を防御した。現時点で米軍の死傷者や戦闘関連の負傷者の報告はなく、米軍施設の損傷は軽微で作戦運用に影響は出ていない」と述べた。

米中央軍の声明はまた、米国および同盟軍が米東部時間午前1時15分に攻撃を開始し、イラン政権の安全保障機構を破壊することを目的として、即時の脅威となる地点を優先的に攻撃したと説明した。攻撃対象には、革命防衛隊の指揮統制施設、イランの防空システム、ミサイルおよび無人機の発射拠点、軍用飛行場が含まれていた。

米中央軍の説明によると、第一波攻撃では空・陸・海から精密誘導ミサイルを発射した。また、中央軍の「スコーピオン任務部隊」は、低コストの一方向攻撃型無人機を実戦で初めて使用した。