習近平訪米 滞在先ホテルやホワイトハウス周辺で抗議相次ぐ 「中国共産党を解体せよ」

2026/09/25
更新: 2026/09/25

中国共産党(中共)党首の習近平が米国を訪問し、到着前から24日のホワイトハウス訪問にかけて、滞在先ホテル周辺では抗議活動が相次いだ。周辺には在米の反中共活動家や民主化運動の関係者らが集まり、スローガンを掲げてデモ行進を行い、中共の解体を訴えた。

習近平は9月23日から3日間の日程で米国を訪問しており、各訪問先の周辺には、反中共を掲げる多くの抗議者が集まった。

ホワイトハウス周辺で「共産党を打倒せよ」

24日、ホワイトハウスで米中首脳会談が行われる中、横断幕やプラカードを手にした抗議者らが周辺に集まり、中国語と英語で「共産党を打倒せよ」「共産党を解体せよ」などと訴えた。習近平の写真をはさみで切り裂く参加者もいたという。

抗議参加者からは「中国共産党を解体せよ!」「世界を欺くのをやめろ! 中共はうそをついている。チベット人が犠牲になっている!」「中共は恥を知れ! 習近平は恥を知れ!」といった声が上がった。

一方、ワシントンD.C.にある中共大使館前では、数千人規模の抗議者が習近平の訪米に反対するスローガンを掲げていた。

到着の夜にも全米から抗議者

習近平がワシントンに到着した夜にも、全米各地から集まった抗議者らが抗議を展開した。習近平が滞在したホテルの近くでは、「共産党を解体せよ!」「習近平は退陣せよ!」という声が相次いだ。

また、インターネット上に投稿された動画には、ホテル周辺の抗議者の中に、習近平の写真を踏みつける人物が映っている。

高い鉄柵と厳重警備  監視役とみられる人物も

現地住民からは、今回の訪米期間中、習近平の滞在先ホテル周辺で警備が大幅に強化されたと指摘されている。ホテルの周囲には高い黒色の鉄柵が設置され、多数の警備要員が配置されていたという。これに対し、ネット上では「国内では国民を恐れ、国外では海外の人を恐れているのか」と皮肉る投稿も見られた。

抗議者が撮影した動画によると、現場には帽子、マスク、サングラスを着用し、抗議者を監視しているように見える人物も複数おり、中共のスパイではないかとの見方も出ている。

歓迎集会に「動員」の情報

このほか、中共政府寄りとされる在米華人団体や関係者が、習近平の訪米を歓迎する参加者の募集・組織化を進めているとの情報も出ている。ネット利用者の投稿によれば、中国大使館が恵州工商会の名義で参加者を募集し、日程は1泊2日とされていたという。

ネット上の動画では、23日に行われた習近平歓迎の集会に参加した人々が、活動終了後、大型バスに乗って一斉に会場を離れる様子も確認できる。

さらに、習近平夫妻がワシントン近郊のアンドルーズ統合基地に到着した際には、会場外で、中共当局が動員した赤い服装の集団と抗議者との間で衝突があったという。

中国の政治的異議活動家・徐江氏はXへの投稿で、親中派の人物が持っている看板には「米国華僑・留学生団体連席会」および「米中企業総商会」の名称があり、これらの団体は「米国で登録されていない外国政府の代理組織だ」と主張した。

反中共活動家や少数民族の関係者、中共当局による迫害を訴える人々によるワシントンでの抗議活動は、習近平の訪米日程が終わるまで続く見通しだ。