広東省陽江男性が豚連鎖球菌に感染、危篤状態

2005/08/09
更新: 2005/08/09

【大紀元日本8月9日】中央社電=香港大公報が8日に報じたところによると、広東省で新たに一件の豚連鎖球菌の感染例が発生した。この患者は陽江市の男性で、現在病院で治療を受けているが危篤状態にある。

報道によると、患者は屠殺業務に従事しており、これまでに豚を屠殺した経験があるが、患者の家族や医療スタッフには異常は発生していない。

広東省政府は既に予防・控制措置の強化を求めるとともに、専門家を派遣して防疫業務の指導にあたっている。

広東省潮安では、先月に今年省内初の豚連鎖球菌の感染事案が発生した。

中国衛生部が発表しら豚連鎖球菌の状況に関する通報によると、現在四川省において入院治療を受けている患者は101人、うち危篤は10人、死亡者は39人となっている。

関連特集: