ソニー、「プレイステーション2」のACアダプターをリコール

2005/09/24
更新: 2005/09/24

【大紀元日本9月24日】株式会社ソニー・コンピューターエンタテインメント(SCE)は13日、同社の小型・薄型「プレイステーション2」(PS2)の一部のACアダプターに、不良品が混入していたと発表、当該アダプターの使用停止と無償交換のための返送を消費者に呼びかけた。

対象となるACアダプターはPS2「SCPH-70000CB」で使用されているアダプターのうち、型番「HP-AT048H03」、かつ製造時期が「2004.08」、「2004.09」、「2004.10」、「2004.11」、「2004.12」のいずれかのものである。これらは2004年8月から12月にかけて製造されたもので、過熱による破損や火傷の可能性があるという。

SCEはホームページ上で、「ACアダプター裏面の型番および製造時期をご確認の上、該当する場合は使用を中止し、現品と代替品お届け先を明記の上、送料着払いでご送付ください。」と呼びかけている。

リコール発表のURL:http://www.scei.co.jp/corporate/info/050913.html

電話問い合わせ窓口:0120-016-926「プレイステーション2」ACアダプターコールセンター(10時~18時)

なお、リコールは同社の海外現地法人も実施している。アメリカでは米国消費品安全委員会と共同で9月13日にリコールを発表した。同委員会は型番、製造時期のほかに「シリアル番号がF3で始まるもの」が対象であると公表しているが、日本ではシリアル番号について言及せず、リコール対象としている状況だ。個人輸入や、外国で購入したPS2を使用している方、海外滞在中でPS2を使用している方は、使用中のACアダプターがリコール対象かどうかを、再度SCE現地法人などへの確認を勧める。

ソニーPS2(米国消費品安全委員会)

関連特集: