重慶:秘密地下道発見、モンゴル軍遠征の跡か

2006/01/03
更新: 2006/01/03

【大紀元日本1月3日】中国四川省重慶市で700年前に作られた秘密地下道が発見され、モンゴル帝国時代の大ハン遠征時に残されたものと推測。中央社が伝えた。

「重慶晨報」によると、重慶市合川城から釣魚城国道・范家の庭の地下から約5メートルの深さで地下道を発見した。地下道の入り口は、釣魚城の北西城壁から約10メートル離れたところにあるという。

地下道は本道、支道からなっており、本道の幅約2メートルで、大小の石で塞がれているため、地下道の高さおよび長さを測定することができない。

専門家らは、地下道は1259年にモンカ・大ハンが釣魚城遠征した際、モンゴル主要軍隊の隠れ場所として作られたものと推測した。当時、モンゴル軍は坑道や地下道を利用して敵を突撃する習慣があるという。

専門家らは、今回発見された秘密地下道について、さらに調査する必要があることを示した。

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