中国:法輪功のために弁護したい弁護士400人

2006/08/18
更新: 2006/08/18

【大紀元日本8月18日】湖北省鄂州市城区裁判所で開かれた法輪功学習者・王漢民氏らの案件について、弁護士3人が今年5月、5時間にわたり法廷で弁護を行った。弁護士が法廷で法輪功学習者のために弁護したのは、鄂州市では初めて。一方、中国司法部門の情報によると、法輪功のために弁護したい意向を持つ弁護士は、中国全国で400人がいるという。

今回の被告側女性3人は、それぞれは王漢民氏(50過ぎ)、鄂州市大通会社の退職工員。郭煥元氏(51)は、万佳デパートの退職者。宋春梅氏(45)は、鄂州市城市信用会社の退職主任で、共に1年前に非合法的に逮捕されたという。

内部情報によると、鄂州市「610弁公室」主任・盛章文氏、公安局副局長・金世珍らは、3人に対して非合法的に判決を下させたく、検察院側が不起訴にしても、3人は2008年オリンピク閉幕後まで監禁し続けると揚言したという。しかし、2005年9月、鄂州区検察院側は証拠不足にて、公安局が捏造した資料と共に訴えを却下した。そのため、区の裁判所は、開廷する時期を何度も延期したという。

これまでに、鄂州市では20数人の法輪功学習者が全員秘密裏にて判決が下された。しかし、一部の家族は判決の通知すら受け取っていないという。裁判の過程においても、「610弁公室」が派遣した弁護士が、いい加減にその場をごまかし、10分くらいで判決が下されたという。

大紀元読者の投書で、2006年5月に中国司法部が下達した内部書類によると、400人の弁護士が法輪功のために弁護したいとすることに対して、今後は同意向を持つ弁護士を厳しく処理し、営業許可を取り下げることを強調したという。しかし、上層部の意見は実際に分岐されているのが現状であるという。

関係者によると、中国共産党(中共)政権の法輪功に対する弾圧は、まるで乗りかかった船のようなものであり、弾圧しながら恐れている。しかし、老子が語ったように「死を恐れない人々に、どうやって、死なせることで脅かすのか」であり、時間が経つに連れて、ますます多くの正義の有識者が立ち上がり、中共が善良な人民を迫害する暴行を止めさせるであろうと分析した。

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