【大紀元日本12月6日】中央紀律検査委員会の関係者からの情報によると、四川省党委員会の李春城副書記(56)は「重大な紀律違反があった」として調査を受けている。新華網など国内メディアが報じた。
習近平総書記の新体制が発足後、初となる重要幹部の失脚に注目が集まっている。
党紀違反の詳細については「汚職」との見方が出ている。同副書記は、かつての側近だった成都工業集団の戴暁明会長が、8月に経済問題で当局から取り調べを受けていることに関連しているとも報じられている。
李副書記は遼寧省生まれで、大卒。共産党青年団出身で、共青団ハルピン市委書記、副市長などを歴任。その後、四川省成都市副市長、市長、市委書記などを務めた。
(翻訳編集・高遠)
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