【大紀元日本10月29日】香港紙・明報(電子版)は29日、海外華字ニュースサイトの情報として、天安門広場で起きた車炎上事件で車に乗って死亡した3人はいずれも、陳情を繰り返していたと伝えた。
それによると、事件当時、車にはガソリンが積まれていたという。3人のうち、2人はウイグル族出身で、それぞれ43歳と25歳の男。もう1人の身分についてまだ分かっていない。
3人の関係は現在、まだ分かっていないが、いずれも複数回にわたって陳情し、「政府から教育されても陳情を止めなかった」という。陳情の具体的な内容について触れていない。事件を起こした動機について、「不運の境遇に不満を持ち、生活に絶望した」、「車で突っ込むことによって最後の怒りをぶっつけた」と伝えた。
また、事前に車を運転して何度も天安門広場を下見するなど周到に準備していた。
同紙によると、現在警察当局は新疆ウイグル族人と陳情者を中心に調査を進めているという。
(翻訳編集・高遠)
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