【大紀元日本6月25日】 米国政府はテキサス州の石油会社2社に対し、約40年間続いてきた国産原油の輸出禁止を条件付きで解禁したことが分かった。
米国では、1973年の第1次石油危機以降、原油の禁輸措置が発動されていた。
ウォール・ストリート・ジャーナル電子版の24日付の報道によると、早ければ今年8月から、原油輸出がスタートする予定。
米国では、地下深くの泥岩層に含まれている石油「シェールオイル」の開発が盛んに行われてきたため、原油の供給が増え続けた。こうした背景から、今回の解禁措置が講じられたとみられる。
米石油業界では以前から、原油輸出の解禁を求める意見が根強い。今回の許可を受けて、全面解禁への期待がいっそう高まっている。
(翻訳編集・叶子)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。