上海地下鉄で集団パニック 白人男性の卒倒で

2014/08/21
更新: 2014/08/21

【大紀元日本8月21日】上海の地下鉄2号線で9日、乗車していた白人男性が卒倒したことをきっかけに3車両で集団パニックが起きた。中国メディア・中新網などが20日に伝えた。

パニックは電車内に設置された防犯カメラが一部始終を記録している。映像によると、車内の長椅子に座っていた白人男性が突然意識を失い、電車がブレーキをかけたと同時に床に倒れた。

真向かいの長椅子に座っていた5人の乗客が驚き席を立った。つられたように同車両の全乗客が急いで隣の車両へ殺到。白人男性を助けるものはおらず、10秒で同車両は男性を残し、空になった。

乗客から悲鳴があがったので「何かが起きた」と両隣の車両の乗客にも動揺がひろがった。駅に着くなり3車両の乗客は一斉にホームへ飛び出した。

乗客らはドアに激突、ホームに転倒するなどしたが、大きなケガを負う人はいなかった。駅係員が車内へ立ち入ってまもなく、白人男性は意識を取り戻した。

電車内の集団パニックは7月18日にも起きている。乗客の女性が使用していた携帯電話が突然、発煙。煙の臭いを感じた別の乗客が「爆発だ」と叫んだため、車内でパニックが起き、乗客らは急いで駅へ飛び降りた。

このようなパニック状態について、上海の地下鉄は、ささいなトラブルがおきても乗客が過剰な反応をするために起きるという。また逃げ出す人を押し倒したり踏みつけたりするなどの危険があるため、落ち着いて冷静に判断をし、駅員に連絡するよう呼びかけている。また倒れた人を救助するべきだとも付け加えた。

深センの地下鉄の駅では3月、35歳の女性が階段から転落したが誰も救助せず30分間放置された。女性は50分後に死亡した。

(翻訳編集・佐渡 道世)
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