現代米国史上最悪の乱射事件が米ネバダ州ラスベガスで発生した。犠牲となったカントリーミュージックのコンサート鑑賞者たちに、哀悼の意をささげる女性(MARK RALSTON/AFP/Getty Images)
アンティファの可能性

米ラスベガス大量殺人の容疑者、極左思想か=保守系ニュース

 米国のネットユーザで、主に保守層は、事件の背景にある左翼思想を指摘する。Twitterでフォロワー8万5000人を擁する共和党支持者イルマ・ヒノジョサ(Irma Hinojosa)氏は3日、米ニューズウィークの取材に対して、容疑者は「反ファシストの書籍」を所持していたと述べた。

 イルマ氏は、豪メルボルンのアンティファ組織が「我々のラスベガスの同志が、ファシストのトランプ支持者に代償を支払わせた」と主張していると指摘した。この組織のツイートは削除されている。

 別のTwitterユーザ@g_beforは、容疑者が「左翼、反トランプ、アンティファ、民主党支持者」と主張した。また別のTwitterユーザ@Sherry Lynn Pool‏は、「ステファンはアンティファ組織の地元のリーダー、左翼テロリスト。なぜこれは報道されないのか?」とつぶやいた。

 ネットには、反トランプ集会に参加する容疑者とみられる人物が映る動画が流出しているが、同一人物かどうかは確かではない。

 歴史研究者マーク・ブレイ氏は、著作「アンティファ・反ファシストの手引き」の中で、アンティファ組織メンバーはマルクス共産主義者であり、他にもアナーキスト(無政府主義)や反権威主義者であると述べている。

 事件後、ラスベガスの捜査担当者は2日の記者会見で「この殺人事件の対応として24時間体制で動いている、あらゆる証拠、手掛かりを探っている」と述べた。

(編集・甲斐天海)