ヘイギン米大統領次席補佐官が退任へ、米朝会談の調整指揮

2018/06/20
更新: 2018/06/20

[ワシントン 19日 ロイター] – 米ホワイトハウスは、ヘイギン大統領次席補佐官が退任すると発表した。ヘイギン氏は、今月シンガポールで行われた米朝首脳会談で先遣隊を主導し、会談に向けた調整を行った。

ホワイトハウス当局者によると、7月6日付で退任し、民間部門に戻るという。

トランプ大統領は、声明で「ヘイギン氏は政権の大きな財産だった。大統領による最も長く、歴史的な外遊を計画し、実現させた。しかも完璧に行った」と賞賛した。

ヘイギン氏はレーガン、ブッシュ父子の共和党政権でポストを担ったベテランで、トランプ政権では最も豊富な経験を持つアドバイザーの1人だった。トランプ氏初の外遊となった1年前のサウジアラビア、イスラエル、ベルギー、イタリア歴訪や昨年11月のアジア歴訪の調整にも当たった。

政権当局者によると、ヘイギン氏は数カ月前に退任の意向を申し出たが、ケリー大統領首席補佐官に慰留されていたという。

Reuters
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