[ソウル 21日 ロイター] – 北朝鮮の朝鮮中央通信は21日、金正恩・朝鮮労働党委員長が平安北道の妙香山医療器具工場を視察し、近代化の遅れを批判した、と報じた。
委員長は「公的医療セクターについては、何も誇れるものがない」と述べ、同工場の近代化に向けて個人的に関心を払うことを約束した。
委員長はシンガポールで6月にトランプ米大統領と会談した際に、シンガポールの経済発展に感銘を受けたとされる。委員長は帰国後、工場などを精力的に視察し、近代化が不十分だとしばしば批判している。
朝鮮中央通信の19日付の報道によると、委員長は、三池淵郡の鉄道の工事現場を視察し、作業の質が悪いなどとして批判したという。
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