[モスクワ 21日 ロイター] – ロシア大統領府のペスコフ報道官は21日、トランプ米大統領がロシアと協力する意向を示したことに歓迎の意を示すと同時に、2国間関係の改善に向け具体的な提案がなされることがより望ましいとの考えを示した。
トランプ大統領は20日、ロイターのインタビューで、ロシアがシリアやウクライナ問題などで米国のためになることを行えば、ロシアに対する制裁措置の解除を検討するなどと発言。
これについてペスコフ報道官は、「協力に向けた用意があることを肯定する発言は当然歓迎する。ただ何らかの具体的な行動が示されることをより歓迎する」とし、シリア、ウクライナ問題を巡る米ロ間の協力について詳細な提案を望むと述べた。
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