[上海 27日 ロイター] – 27日付けの中国国営英字紙チャイナ・デーリーによると、台風や熱帯性低気圧の影響で中国東部の山東省で発生した洪水により、14人が死亡し、今月の経済的損失は100億元(14億5000万ドル)に達した。
中でも、野菜の一大産地である寿光市の被害は特に大きく、小型無人飛行機(ドローン)を飛ばして消毒剤をまいたり、動物の死骸を石灰坑に埋めるなどして、健康被害の発生を防いでいる。
洪水警報が出てすぐに行動しなかったことや貯水池の放水のタイミングを誤ったことで家畜を避難させる時間がほとんどなく、被害が拡大したという。
7月には24の省で241の川が氾濫し、経済的損失は259億元に達している。
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