[ワシントン 23日 ロイター] – 米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は23日、米国の対イラン制裁強化は原油価格の上昇にはつながらないとの認識を示した。
米政府は前日、イラン産原油の禁輸措置について、日本を含む8カ国・地域に対する適用除外措置を打ち切ると発表し、5月1日までに輸入を全面停止するよう求めた。撤廃後にイランから原油を輸入すれば米国の制裁措置の対象となる。[nL3N2243MS]
これについてカドロー委員長はナショナル・プレスクラブで「明確な影響は出ない。世界の原油供給は潤沢だ」と述べた。
ただ原油価格は前日の取引で昨年11月以来の高値を付けている。
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