トランプ米大統領、中国の貿易慣行を改めて批判

2019/05/07
更新: 2019/05/07

[ワシントン 6日 ロイター] – トランプ米大統領は6日、米国は中国との貿易で数十億ドルの損失を被っているとして、中国の貿易慣行を改めて批判し、米経済を擁護する姿勢を鮮明にした。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で、米国の対中貿易赤字に言及。「申し訳ないが、これ以上こうした状況を続けることはない!」と述べた。

前日にもツイッターで、2000億ドル相当の中国製品に対する関税を10日から現在の10%から25%に引き上げると表明。また、現在関税を課していない3250億ドル相当の中国製品についても、「近く」25%の関税を発動する考えを示した。

これを受けて、米中通商交渉を巡る不透明感が深まる中、世界株式市場は6日、軒並み急落。中国株は6%安、欧州株は1カ月ぶり安値を付けたほか、米株先物も下落して推移している。

Reuters
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