米共和党議員、中国人学生・研究員へのビザ発給禁止に向け法案提出

2019/05/15
更新: 2019/05/15

[ワシントン 14日 ロイター] – 米中貿易摩擦が激化するなか、米議会共和党の一部議員は14日、中国人民解放軍の関連機関が雇用・支援する人材について、学生向けと研究員向けの査証(ビザ)の発給を禁止する法案を提出した。

上院共和党のチャック・グラスリー議員、トム・コットン議員、テッド・クルーズ議員、マーシャ・ブラックバーン議員、ジョシュ・ホーリー議員が提出した。

一部の米当局者は、国内の大学や研究機関における中国人による知的財産権侵害やスパイ行為を警戒している。

ただ、米国の大学関係者の多くは、セキュリティリスクを認識する一方で、中国人研究者や学生が国内機関で重要な役割を担っていることも認識する必要があると指摘している。

Reuters
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