NY市長、20年大統領選に出馬表明 「労働者第一主義」訴え

2019/05/17
更新: 2019/05/17

[ニューヨーク 16日 ロイター] – 米ニューヨークのビル・デブラシオ市長(民主、57)が16日、2020年米大統領選への出馬を表明した。

デブラシオ市長は投稿した動画で「労働者第一主義」を掲げ、所得不均衡解消を目指すと強調。「国の至る所で人々は行き詰まりや後戻りを感じているのに、金持ちはますます豊かになった」と語った。

さらに「弱者をいじめる者を目の当たりにして、引き下がってはいけない。対決していこう」と述べ、トランプ大統領への批判を鮮明にした。

これに対しトランプ氏はツイッターでデブラシオ氏を「米国で最悪の市長」と批判。「つまらない人物だが、高い税金や犯罪が好きだというなら彼に任せるがいい」と投稿した。

デブラシオ氏を含め民主党からはすでに20人以上が出馬を表明している。

Reuters
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