ロンドン市長は「災厄」、トランプ氏が新たに批判

2019/06/17
更新: 2019/06/17

[ロンドン 15日 ロイター] – トランプ米大統領は15日、ロンドンで20時間以内に3人が殺害されたのを受け、カーン市長は「災厄」であり今後「悪くなるばかり」とあらためて批判した。

大統領は、右派のコメンテーター、カティー・ホプキンス氏がロンドンを「刺殺市(スタブ・シティ)」と述べたツイートを引用し、「これはカーン(市長)のロンドニスタンだ」と投稿した。ロンドニスタンは、イスラム過激派対策が成功していない実態を表す単語。

大統領は、「ロンドンはできるだけ早く新しい市長を立てるべき。カーンは災厄だ。悪くなるばかりだ」と投稿した。

カーン市長は、トランプ大統領を国賓として招いた英国政府を批判し、トランプ氏を20世紀のファシストになぞらえるなどした。一方トランプ大統領は今月、カーン市長は「完全な負け犬」と酷評した。

Reuters
関連特集: 国際