米不法移民一斉摘発の身柄拘束は35人、対象は2100人超=移民税関捜査局

2019/07/24
更新: 2019/07/24

[23日 ロイター] – 米移民税関捜査局(ICE)は23日、7月13日の週末にかけて実施した不法移民の一斉摘発で身柄を拘束した不法移民の数が35人だったことを明らかにした。摘発の対象者は2100人を超えていたが、ICEは一斉摘発の実施が事前に広く報じられたため、拘束者が少なかったと説明している。

トランプ大統領はこの一斉摘発を「国境問題解決作戦(Operation Border Resolve)」と呼び、結果について「大成功だった」としていた。ただ実際は、摘発が実施されている様子が広く目撃されることはなかった。

ICEのマシュー・アルベンス局長代理は、今回の摘発は法律違反が確認された特定の個人を対象したものだったと説明。過去の摘発はメディアに広く報道されなかったことが一部要因となり、今回より成果を挙げられたとの見方を示した。

Reuters
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