大紀元時報

<独占>中国遼寧省当局、中共肺炎の感染データ破棄を指示

2020年03月02日 11時47分
遼寧省朝陽市衛生健康委員会は省の指示で市交通局や管轄下の他の市・県政府に対して中共肺炎(新型肺炎)の感染データを破棄するよう命じた(情報筋提供/大紀元)
遼寧省朝陽市衛生健康委員会は省の指示で市交通局や管轄下の他の市・県政府に対して中共肺炎(新型肺炎)の感染データを破棄するよう命じた(情報筋提供/大紀元)

中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染拡大が世界各地に及んでいるなか、中国当局は依然として国内の感染者数を隠し続けている。国内情報筋によると、遼寧省衛生当局が同省朝陽市衛生部門に対して、中共肺炎(新型肺炎)の感染データに関する内部文書を破棄するよう指示した。

情報筋はこのほど、大紀元に対して、朝陽市衛生健康委員会が遼寧省衛生健康委員会宛てに送った2月23日付の機密文書を提供した。同文書によると、市衛生健康委員会は省の衛生健康委員会の命令に従い、各地の政府職員に対して、中共肺炎の感染情報を報告する際の「守秘承諾書」の署名を求めた。職員らはすでに署名したという。

遼寧省衛生健康委員会の指示を受けた朝陽市の各政府機関リスト(大紀元)

また、同機密文書には、朝陽市交通局、凌源市政府弁公室、朝陽市龍城区政府弁公室は感染状況に関する統計データを破棄したと記された。

文書とともに、署名者がそれぞれ違う13枚の「守秘承諾書」が添付された。

「守秘承諾書」は、2月21日に報告を行った機密データについて、「パソコン、USB、携帯電話などに保存したデータや、撮影した関連写真と記録文書を直ちに破棄する」「いかなる理由や方法でもデータを複製し使用してはならない。他人に送信してはならない」「法律で定められた場合を除き、他の機関や個人に情報を漏えいしてはならない」「以上の規定に違反する場合、法的責任を問う」と要求した。

朝陽市政府の職員らが署名した「守秘承諾書」(大紀元)
朝陽市政府の職員らが署名した「守秘承諾書」(大紀元)

大紀元は、2月21日の遼寧省と朝陽市に関する国内報道を調べた。この日、同省衛生健康委員会は同日午前0時から午後24時まで、省内では新たな中共肺炎の感染者がないと発表した。また、これまで省内で確認された感染者121人のうち、6人は朝陽市の住民だ。朝陽市には死亡者がいないという。

遼寧省衛生当局が、破棄を指示した感染データの中身は不明だが、これまで他省の情報筋らが大紀元に提供した資料から見れば、感染者数や死亡者数の隠ぺいに関わると推測する。

大紀元はこのほど、山東省疾病予防コントロールセンターが同省衛生健康委員会に提出した内部文書、「全省新型コロナウイルス感染に関する肺炎検査情報統計日報」十数枚を入手した。これによると、省内衛生当局の内部で報告された「当日検査結果陽性者数」、すなわち感染者数は、当局が発表した感染者数の数倍から数十倍となっている。2月20日付の内部文書を例にすると、2月19日に省内で感染者49人が新たに確認された。しかし、当局が実際に公表したのは2人だった。

中国当局の公開情報にも矛盾があった。中国疾病予防コントロールセンター(中国疾病預防控制中心)が2月17日、国内医学誌「中華流行病学雑誌」で論文を掲載した。論文は、昨年12月31日まで、武漢市と湖北省で、中共ウイルスによる肺炎の感染者104人を確認したと示した。しかし、武漢市衛生健康委員会が12月31日、初めて感染者数を公表した際に、感染者27人を確認したとした。中国疾病予防コントロールセンターの統計データと比べて、約5分の1にとどまった。

(翻訳編集・張哲)

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