大紀元時報

中国、人権派弁護士の王全璋氏が5年ぶり家族に再会「胸いっぱい」

2020年04月28日 14時07分
4月27日、中国の王全璋弁護士は山東省済南市警察の監視下で北京市の自宅に戻った(李文足さんのツイッターより)
4月27日、中国の王全璋弁護士は山東省済南市警察の監視下で北京市の自宅に戻った(李文足さんのツイッターより)

2015年、中国当局による人権派弁護士の一斉拘束によって逮捕された王全璋弁護士は4月27日、妻の李文足さんと息子に再会した。5年ぶりに集まった3人はしばらく抱きしめ合った。

李文足さんは4月26日、急性虫垂炎のために北京市の病院に搬送された。山東省済南市の自宅に軟禁されていた王全璋氏は同日、妻を看病したいと済南市警察に対して、北京行きの許可を求めたが、返答はなかった。このため、同氏はタクシーで北京に行こうとしたが、高速道路の入口で警察当局に止められた。27日、同氏は済南市警察の監視下で北京に入った。

北京市の自宅に戻った王全璋氏は27日、大紀元の取材に応じた。同氏によると、李文足さんは今自宅で療養しているが、まだ激しい動きはできない。

5年ぶりの家族再会について、王氏は「妻と息子を抱きしめることは、以前はごく普通なことだったが、5年ぶりに再び抱きしめられたことに胸がいっぱいになった」と話した。

王氏は、長年支えてくれた友人と支援してくれたメディアに感謝し、「息子を一人で育ててきた妻にも大変感謝している。逮捕されるとき、息子がまだ2歳半だったが、今大きくなってだいぶ重くなった」と述べた。

王氏によると、現在北京市内では、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染拡大防止措置が依然として厳しい。「とりあえず、家で隔離されている」

「当局は当初、私に対して北京市と済南市(の警察当局)が共同で管理すると言った。これから、どうなるのかはまだわからない。今は家族と過ごす時間を大事にしたい」

王全璋氏はこのほど、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの取材に対して、当局に拘束されてから、「最も苦しかったことは妻と息子に会えなかったことだ」と明かした。長い監禁生活の中で生きていくために、「家族への情を捨てざるを得なかった。だから、刑務所で妻と初めて面会できた時、感情を抑えていた」

 

(記者・洪寧、翻訳編集・張哲)

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