大紀元時報

<中共ウイルス>カナダ議会、同国出身のWHO事務局長補に召喚状 公聴会に強制参加

2020年05月04日 19時16分
2020年2月25日、ジュネーブのWHO本部で記者会見にのぞむブルース・エイルワード事務局長補 (Fabrice Coffrini/AFP via Getty Images)
2020年2月25日、ジュネーブのWHO本部で記者会見にのぞむブルース・エイルワード事務局長補 (Fabrice Coffrini/AFP via Getty Images)

カナダ議会下院は4月30日、世界保健機関(WHO)事務局長補ブルース・エイルワード(Bruce Aylward)博士に正式に召喚状を送り、公聴会で中共肺炎(新型コロナウイルス感染症)をめぐるWHOの対応を説明するよう求めた。

カナダ国籍のエイルワード博士は感染症の専門家で、1992年からWHOで勤務している。現在、WHOの事務局長補のほかに、シニアアドバイザーを兼任している。今年2月、同氏はWHOの専門家チームを率い中国の北京市や四川省、広東省、中共肺炎の発生源である湖北省武漢市を視察した。その後に行われた記者会見で、エイルワード氏は中国当局の感染拡大防止の対応を称賛し、各国政府は中国当局の対策を参考にすべきだとした。

また、同氏は3月29日、香港メディア・RTHKのテレビ取材を受けた際、台湾のWHO加盟や中共肺炎をめぐる台湾の対応についての質問に直接答えることはなく、一方的に通信の接続を切った。

カナダメディア「ナショナル・ポスト」5月1日付によれば、カナダ下院の保健委員会は4月、公聴会に出席するようエイルワード博士に2回にわたり要請したが、同氏は承諾しながらも、いずれも欠席した。

米ジョンズ・ホプキンズ大学の集計では、5月4日時点、カナダの中共肺炎の感染者は6万504人に達した。3795人が死亡した。カナダ国内では、感染が発生した当初から中国当局は情報を隠ぺいしたとの批判が強まっており、中国当局と中国擁護のWHOに問責するべきだとの声が高まった。

保守党のマット・ジュヌール(Matt Jeneroux)下院議員は、中共肺炎の対策をめぐって、「カナダはWHOのアドバイスなどに従ってきた。だから、エイルワード氏が国会で証言することが非常に重要だ」とし、同氏を強制的に公聴会に出席させる必要性を強調した。

カナダメディアによると、国会が公聴会の出席に召喚状を送付するのは異例なことだという。エイルワード博士が出席する場合、公聴会はテレビ会議で行われる。

(翻訳編集・張哲)

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