大紀元時報

<中共肺炎>武漢市、市民全員に核酸検査実施へ 新たな集団感染も確認

2020年05月12日 16時53分
2020年2月6日、中国湖北省武漢市の「火眼」研究所で、検査技師が新しくコロナウイルス検査を受ける人から採取したサンプルを調査している(STR/AFP via Getty Images)
2020年2月6日、中国湖北省武漢市の「火眼」研究所で、検査技師が新しくコロナウイルス検査を受ける人から採取したサンプルを調査している(STR/AFP via Getty Images)

中国武漢市政府は5月11日、中共肺炎(新型コロナウイルス感染症)の感染対策会議を開き、市内で核酸増幅検査(NAT検査)の実施範囲を拡大するなどの方針を決めた。国内インターネット上では、武漢市の中共肺炎感染対策指揮部が5月12日から、全市でNAT検査を実施するとの情報が投稿された。

武漢市トップ、王忠林・市党委員会書記は11日、中共肺炎の感染拡大防止をめぐって、各部門の幹部を召集してテレビ会議を行った。市当局は、「常態化した市の防疫対策」を一段と強化していくと指示した。

同日、SNS上に同市の感染対策指揮部が出した通知が投稿された。通知は5月11日付で、「全市範囲で、今後10日間でコロナウイルスの核酸増幅検査を行う」とし、対象は「市内各区の常住住民と短期滞在の住民」と示した。

武漢市の感染対策指揮部は5月11日、各部門に送った通知で、今後10日間で市民全員に核酸増幅検査を実施する方針を示した(ネット写真)

また、ネット上に投稿された同市東西湖区長青街の革新社区(団地)の通知では、区当局は団地内の全住民に対して、戸籍書類、または身分証明書を持ち、5月12日午前8時40分に広場に集まるよう求めた。集まった住民にNAT検査を行うという。

武漢市の人口は約1100万人。市衛生健康委員会の発表では、都市封鎖が解除された4月8~29日午前0時までに、市内では累計103万4400人がNAT検査を受けた。このため、5月12日以降に900万人以上の市民が同検査を受ける必要があるとみられる。

中国紙・北京日報などは4月29日、呼吸器疾患の専門家で中国工程院の王辰・副院長が「NAT検査は『パスポート』のようなものだ。この検査結果が(住民が)都市間を移動できるかどうかを判断する重要な基準となる」と発言したことを報道した。

武漢市では最近、新たな感染が相次ぎ報告されている。5月8日、同市三民住宅地に感染者が出たため、180人を隔離した。11日、武漢市衛生当局は同じ住宅地で新規感染者6人が確認されたと通知した。1カ月前に都市封鎖を解除してから初めての集団感染だ。

一方、海外ツイッター上では、中国人ユーザーらは、武漢市が全市民にNAT検査を行うのは「検査キットの在庫を減らすためではないか」と指摘した。

スペインやチェコ、フィリピン、イギリスなど各国の政府や医療機関関係者は最近、中国から輸入した検査キットに欠陥があると訴えた。

中国人ネットユーザーは「(中国製の)検査キットの精度は低すぎる。だから、武漢市民に検査をしても意味がない。でも、これで一番利益を得るのは(検査キットの生産会社)華大基因を支配する権力者たちだろう」とツイッターに書き込んだ。

(翻訳編集・張哲)

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