米ホールフーズのCEO「社会主義は全てを貧しくし、失敗する運命にある」

2020/12/24
更新: 2020/12/24
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米国の高級食料品スーパー、ホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)の創業者兼最高経営責任者(CEO)であるジョン・マッキー(John Mackey)氏は11月24日、「American Enterprise Institute」の生放送のインタビューで、社会主義は「あらゆるものを貧しくする」失敗したシステムであり、「社会の下層から上層に貧困を浸透させる」と述べた。

『世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー(原題:Conscious Capitalism)』の共著者であるマッキー氏は、「社会主義は過去100年間に42回試みられており、42回全て失敗に終わった。うまくいかないのだ。間違った方法だ。私たちは資本主義を維持しなければならない」と述べた。

資本主義は時として特別利益団体に捕らわれ、過度に物質主義的で、失敗した人々の窮状に無関心だという批判を認めながらも、代替案の社会主義は遥かにもっと悪いと述べた。

彼は現在の資本主義は「進化する必要がある」と話し、「そうしなければ社会主義者に乗っ取られるだろう。私はそう思う。それは貧困への道だ」と述べた。

同氏は、自由市場の支持者は「社会の上層から下層へ富が浸透する」という理論を持っており、奨励を確立することで全ての人に良い結果をもたらすと話した。しかし「社会主義では社会の下層から上層へと貧困が浸透し、全てが貧困に陥る」と述べた。

彼は、「より高度な目的や人間の繁栄、そして意識の高い方法で」実現される資本主義を唱えており、これを「意識の高い資本主義(Conscious Capitalism)」と呼んでいる。

マッキー氏は、「一部の進歩的なアイデアは重要であり、排除すべきではないが、資本主義を捨てて社会主義に置き換えてはいけない。それは大惨事になる」と付け加えた。

ジョー・ローガン(Joe Rogan)氏のポッドキャストで行われた別のインタビューでマッキー氏は、資本主義の下では環境汚染のような好ましくないこともあるが、これらは資本主義の顕著な特徴ではなく、資本主義は技術革新を通じてこのような問題を解決できると主張した。

「歴史的に、社会主義国は資本主義国より遥かに悪い汚染をもたらした。例えばソ連が残した環境破壊は完全な大惨事だった」と彼は述べた。

社会主義は人間の本質を変えようとする「ユートピア的理念の一種」であり、そのため失敗する運命にあると彼は述べた。

「私たちは二元的に社会について考えがちだ。例えば善と悪、光と闇、勝利と敗北というふうに」と彼は話した。「だから、ビジネスについてもウィン・ルーズ・ゲームと考える傾向がある。誰かが勝つと、他の誰かが負ける。しかし、資本主義の素晴らしいところは、それがウィン・ウィン・ウィンのゲームであることだ」

彼は、消費者は欲しい製品とサービスを得られるから勝者だと主張した。「そしてこれらのサービスや製品をより良くしようとする競争がある」。労働者は収入源があり、自由に仕事を変えることができるから、彼らも勝者だ。歴史的に社会主義や共産主義国家では、特定の会社や職業で働くことを強制されたり、政権に強制労働させられることがあった。

投資家と供給者は、利益を生み出すために他の企業と自由に取引でき、投資を行うことが出来るため、彼らも勝者だ。

「これらのビジネスが原動力となってお金を生み出し、そのお金が非営利団体や政府に入ることによって社会全体が勝者になる」と彼は話した。「つまり、ビジネスは全ての関係者に勝利をもたらすゲームだ。これが資本主義が社会を向上させる理由だ」

「社会主義はそれを逆行させてウィン・ルーズ・ゲームに戻そうとする試みであり、そのため常に失敗する」と彼は述べた。

(大紀元日本ウェブ編集部)