新型コロナ変異種、一部検査キットで偽陰性示す恐れ=米FDA

2021/01/09
更新: 2021/01/09

[8日 ロイター] – 米食品医薬品局(FDA)は8日、新型コロナウイルス変異種に感染している場合、一部の分子検査で偽陰性が出る可能性があると明らかにした。

FDAは検査実施機関などに警告したとし、結果が陰性でも感染が疑われる場合は、診察結果のほか、別の検査キットを利用して再確認するよう要請した。

FDAによると、米サーモ・フィッシャー・サイエンティフィックの「TaqPath」検査キットと、アプライドDNAサイエンシズの「Linea」検査キットで、英国で検出された「B・1・1・7型」を含む変異種に対する検知度が低かった。メサ・バイオテックの「Accula」検査キットも影響を受ける可能性があるとしている。

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Reuters
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