バイデン氏、新政権の司法副長官を就任式までの治安担当に指名

2021/01/15
更新: 2021/01/15

[ワシントン 14日 ロイター] – バイデン次期米大統領は、司法副長官起用を計画しているリサ・モナコ元次官補に対して、来週の大統領就任式までの期間、国土安全保障担当アドバイザーを務めるよう求めた。バイデン氏の政権移行チームが14日、明らかにした。

20日のバイデン氏の大統領就任式を1週間後に控え、首都ワシントンでは、警備体制が強化されている。先週のトランプ氏支持者による連邦議会議事堂の乱入事件を受け、当局は暴動再発を警戒し、約2万人の国家警備隊を配備する計画。

モナコ氏は、バイデン氏を補佐し、次期政権の国家安全保障担当者や大統領警備隊(シークレットサービス)など現政権の治安当局および法執行機関などと連携し、就任式に向けた準備を進める。就任式までの一時的な役割になるという。

また、バイデン氏が国土安全保障長官に指名したアレハンドロ・マヨルカス氏については、引き続き迅速な上院承認を求めるが、就任式には間に合わない可能性があると説明した。

Reuters
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