トルコ、ツイッター・ペリスコープ・ピンタレストへの広告を禁止

2021/01/19
更新: 2021/01/19

[イスタンブール 19日 ロイター] – トルコ情報通信技術庁は19日、新たなソーシャルメディア法に違反したとしてツイッターや動画ライブ配信アプリ「ペリスコープ」、写真共有サービス「ピンタレスト」への広告を禁じる方針を発表した。19日から施行する。

新法を巡っては、反体制派の言論を封じるとの批判が出ている。ソーシャルメディア企業は現地代表を置くよう求められ、従わない場合は広告禁止などさまざまな罰則が科せられる。

すでに米フェイスブックや米アルファベット傘下のグーグルが保有するユーチューブなどがこれに応じる姿勢を見せている。

また当局が各プラットフォーム上のコンテンツを除去することもできるようになる。

ツイッター、ペリスコープ、ピンタレストからのコメントは得られていない。

サヤン運輸インフラ副大臣はツイッターへの投稿で「わが国のデータ、プライバシー、権利を守るために必要なあらゆる措置を取る」と表明し、ルールの無視や「デジタルファシズム」は許さないと強調した。

*副大臣の発言などを追加して再送します。

Reuters
関連特集: 国際