[ニューデリー 10日 ロイター] – 米ソーシャルメディア(SNS)のツイッターは10日、インド政府が同社の1100以上のアカウントを閉鎖するよう求めたことに関して、政府の指示はインド国内の法律と矛盾するとし、一部のアカウントは完全に閉鎖するのではなく、国内でのアクセスを制限すると明らかにした。
インド政府は、同社の一部アカウントについて、政府の農業改革への抗議活動で誤った情報などを広めており、パキスタンやシーク教徒の分離独立運動派に関連があるとし、ツイッターに閉鎖を要請した。
これまでにツイッターは、政府の要請に応じて500以上のアカウントを凍結するなどして対応したが、全てのアカウントを閉鎖したわけではないと指摘。「一部アカウントは国外では引き続きアクセス可能だ」とし、「指示された措置がインドの法律と一致しているとは思わないからだ」と説明した。
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