[ 15日 ロイター] – 菅義偉首相は15日午前の衆院予算委員会で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長の後継候補について、国民に歓迎される五輪とするためにも不透明なプロセスを避け、ルールに基づいて決めて欲しいとの意向を示したことを強調した。野田佳彦委員(立憲)への答弁。
野田氏は森氏の女性蔑視発言を受け、早い時期から菅首相が辞職を迫るべきだったと指摘した。菅首相は「森会長が発言を撤回してお詫びした後、辞職すべきなどと発言すべきではないと思っていた」と述べた。「森会長からは辞任すると直接報告があったが、(後継について)私どもの知らない間に決まったような報道が次々どんどんあった」と語った。
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