大紀元時報

新型護衛艦「もがみ」進水 ステルス性備え機雷戦も対応可能

2021年3月4日 20時58分
三菱重工業長崎造船所で「もがみ」の進水式が行われた(海上自衛隊公式ツイッターより)
三菱重工業長崎造船所で「もがみ」の進水式が行われた(海上自衛隊公式ツイッターより)

最新鋭のステルス護衛艦FFM」の1番艦の命名・進水式が3月3日、三菱重工業長崎造船所で行われ、「もがみ」と命名された。「FF」は「フリゲート(Frigate)」を意味し、「M」は「多目的(Multiple)」や「機雷(Mine)」を意味する。ステルス性を有し、少人数で運用することができ、なおかつ機雷戦に対応可能なこの艦は、自衛隊の中でも画期的な存在だ。なお、艦名は山形県を流れる最上川に由来する。

同日、岸信夫防衛大臣は自身のツイッターで「海自の新型護衛艦FFM、一番艦『もがみ』が進水式。今後の任務での活躍に期待します!」とつぶやいた。

もがみ」の命名書(海上自衛隊公式ツイッターより)

政府の公表によると、もがみは全長132.5メートル、全幅16メートル、基準排水量3900トンで、乗員は約90人。省人化と船価を抑えたモデルとして初めての護衛艦だ。レーダーの反射を抑えるため、艦体は凹凸の少ない形状となっている。兵装は5インチ砲やミサイル垂直発射システム、近接防空ミサイル発射装置、短魚雷発射管などだ。このほかにも対潜水艦戦闘用の哨戒ヘリコプターを搭載し、機雷除去機能を備えている。

昨年11月19日、同型2番艦「くまの」の命名・進水式が三井E&S造船の玉野艦船工場で行われた。2番艦が1番艦よりも先に進水したのは、1番艦が建造中にエンジントラブルに見舞われたためだった。

防衛装備庁によると、FFMは22隻建造する予定であり、運用期間は40年となっている。

先に進水した2番艦の「くまの」(海上自衛隊公式ツイッターより)

(王文亮)

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