[ロサンゼルス 29日 ロイター] – 米調査会社ニールセンによると、バイデン大統領が28日に就任後初めて議会で行なった施政方針演説のテレビ中継は、全米16ネットワークで2690万人が視聴した。
2017年にトランプ前大統領が行なった施政方針演説は、11ネットワークで4770万人が視聴しており、バイデン大統領の演説はこれを約44%下回った。
バイデン氏は、1兆8000億ドル規模の「米国家族計画」について説明し、共和党議員らに対立要因となっている問題での協力を呼び掛けた。
ニールセンの調査では、演説を生中継した放送局やケーブルテレビを含む16ネットワークで、従来のテレビ視聴と一部インターネットのストリーミングによる視聴者数が反映された。ただ、オンライン視聴がすべて網羅されてはいないという。
過去1年で視聴者はオンデマンドのストリーミングにシフトし、イベントのテレビ中継視聴は大幅に減少している。
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