サウジ、外国人渡航者に1週間の隔離義務 入国緩和で水際対策

2021/05/11
更新: 2021/05/11

[カイロ 10日 ロイター] – 入国制限の緩和に動くサウジアラビアは20日から、新型コロナウイルスの水際対策として、入国する外国人に政府指定の施設で1週間の隔離を義務付ける。同国民間航空総局(GACA)が10日に発表した。

国営サウジ通信(SPA)は内務省当局者の発言として、国民と航空機の乗務員、外交関係者などはこの対象から外れるが、ワクチン未接種者は自宅などで隔離が必要になると報じた。

航空会社は、内務省が指定する隔離用施設と契約を結ぶ必要があり、その費用は航空運賃に上乗せされる。

ワクチン接種を完了した人は、証明書を提示すれば隔離義務がない。

8歳以上の外国人渡航者は、72時間以内に行われたPCR検査の陰性結果を提示することが求められる。

Reuters
関連特集: 国際